大手ピアノ教室と個人ピアノ教室の違いについて

皆さんは、自分の子どもにピアノを習わせようと思ったとき、どんなお教室選びをされますか?

・お友達が通っている個人教室を紹介してもらう?

・CMでよく見るお馴染みのヤマハ、カワイ?

・ネットで近くにあるピアノ教室を検索する?

今回は、大手と個人教室の違いについて調べてみました。まず、圧倒的に有名なヤマハは多くの方が頭を過るのでは無いでしょうか?♪ドレミファソ~ラファミレド♪って、CMを見て思わず口ずさんでしまうときがあります。「池の雨」というドイツの曲らしいですね。

業界ナンバーワンのヤマハ音楽教室について



そんなヤマハ音楽教室は、全国各地に約3,100箇所、生徒数は約271,000名、講師の数も8,300名とまさに圧倒的ナンバーワンの超大手教室です。 ちなみに、ピアノの世界シェアで見てもヤマハが約32%を誇る世界一のメーカーでもあります。その話はまた今度させていただきます。

また、その歴史も長く60年以上と長きに渡り音楽教室業界を引っ張って来ておりますので、今この記事の読者にもヤマハに通ってましたというお母さんもいるのでは。

その長い歴史の中で培ってきたヤマハ独自の指導法、教育方針は、演奏者に向けた13級から6級と、指導者を目指す5級以上とヤマハグレードを制定しています。

そして、なんと言っても広い教室と、約10名ほどのエレクトーンで行うグループレッスンは個人教室ではなかなかできません。もちろんヤマハでも個人レッスンもありますが、導入として、3~6歳時までの園児はエレクトーンのグループレッスンをし、小学生に上がるタイミングで、個人レッスンへ移行していく流れが多いようです。

超大手ならではの、立地の良さ、宣伝広告、ブランド力、環境設備、先生が変わってもある程度決められたレッスン方針は、さすがというところだと思います。

ただし、大手ならではの、振替レッスンは認められなかったり、月謝が高めだったり、先生とのやり取りも直接電話やメールができないということもあります。

また、未婚の女性の先生ですと、結婚して辞められていくこともありますので、同じ先生に長くレッスンをしてもらえるかどうかは、全くの未知数です。

対する個人の先生のお教室は!?



個人教室になりますと指導方針も、レッスン環境も、レッスン料金も、何から何まで当たり前ですが、その教室の先生次第ということになります。ヤマハの方針が合わなくて、個人教室を探してきましたという先生のお声もよくあると聞きます。

さて、そんな個人教室のピアノの先生は、もちろんヤマハのようにTVCMなんて当然できませんので、宣伝広告も限られてきます。まずは、自宅前に看板やポスティングをしたり、ご近所さんをレッスンすることになり、そこから口コミで広がって生徒数を少しずつ増やされていくことが教室を開設した最初の一歩となることと思います。

または、最近はインターネットの活用は必須になってきてますので、ネットが得意な先生は宣伝できるサイトに登録をされたり、ホームページを作られたりして、生徒さんを集めていらっしゃる教室が増えてきました。

ただ、ピアノ教室の先生は、IT系は苦手とされてらっしゃる先生も多く、まだまだホームページができないでいる教室も多いのです。

個人教室の先生との出会いは、まさに奇跡の出会いの世界だと思います。通える距離もありますし、相性もあります。 その先生の指導方針によって、どれだけピアノが好きになって上達できるか、コンクールに出るのか、音高、音大など音楽の道に進むのか様々です。

個人教室の先生は、先生という職業ではありますが、同時に経営者でもあります。ですので、非常に熱心な先生が多いように感じます。(もちろん、大手のお教室の先生が熱心ではないという意味ではありません)自分の教室の生徒さんの満足度が、口コミになり、比例して生徒数が増えていく。また、経営者という立場からも、教室のコンセプトや、イベントごとにも頭を使って、楽しんでもらえる工夫やアイディアも頑張っていらっしゃいます。

また、風邪でレッスンに行けない、学校の行事でレッスンに行けないなんて言うときも、事前に相談すれば振替レッスンをしてもらえる教室がほとんどです。

まとめ

大手教室でも、、個人教室でもどちらもメリット、デメリットはあるかと思いますが、一番は楽しく通える教室かどうかが判断基準になるのかと思います。 お教室の数は各地域にたくさんありますので是非、当サイトでオススメのお教室も参考にしていただければ幸いです。